大手企業はどうして良いものを作れない?

 

大手企業の商品を全て否定する訳ではありません。

しかし、美容室で取り扱いの商品シャンプーなどを扱っている小さな企業を例にとってみると、大手企業とは、コンセプトが違います。小さな会社は、自分の身内にアトピー性皮膚炎の方がいたから、そんな悩みの方が使える商品を作ろうと努力します。そんな苦労話をよく聞きます。だから本当に良いものを作ろうとします。値がはっても良い材料を使います。良い物を作りたいのです。

 

大手企業は、長く経営してる為、利益優先に走り続けています。自分の会社のシャンプーの中身をいかに素晴らしい様に見せる為にお金を使います。売る為にコマーシャルにお金を使います。材料費を下げるため安価な粗悪成分から離れられません。実際にトップの人達はどのような成分でどの様な過程で作られているのか知っているから、自分達は使え無い商品を販売しています。これが現実です。また日本ではコマーシャルに出ているタレントは商品に対して責任は無しです。アメリカではコマーシャルでテレビに出かタレントも、法的責任は免れないということで賠償金を払った例もあるそうです。

 

こんな例が沢山あるのが現実です。

以前「週刊金曜日買ってはいけない」の座談会の中で「船瀬俊介さん、三好基晴さん、渡辺雄二さん」がこんなことを話していました。一部抜粋

 

『国にこれだけは言いたい』

 

山中)

消費者の立場に立たないといけないはずの国については、どうですか?

三好)

これはもう、政治献金天下りの規制と情報公開です。船瀬さんが言う「黒いペンタゴン」につきます。政治献金天下りを改めない限り改革はできない。国にも政治家にも言わなければいけないでしょうが、法律できちっとやらないとどうしようもないと思います。

 環境庁・厚生省・農水省の「微量のダイオキシンは健康に影響ありません」「真剣に取り組んでいます」という新聞広告を出す神経。役人に「安全だと言っている許容量のダイオキシンを毎日飲んでくれ」と言いたいですよ。

船瀬)

行政は業者と政治家にだけ顔を向けている。「黒いペンタゴン」とは、 政界・官僚・業界・情報産業(マスコミ)・学界………いわゆる 政・官・業・情・学。この5つの黒いペンタゴンによって完全に闇のネットワークが形成されているわけで、これはひとつのマフィアです。情報と人と金がその中だけでぐるぐる回っている。

 主権者である国民、消費者はまったくそこからはじき飛ばされています。だから「黒いペンタゴン」の絆を切断しない限り日本の再生はありません。

 

続く

 

店長談)

コレが消費者にとって体に良くないとしても、その様な商品が作られ続ける仕組みなんですね。次は私が対談の中で気になったキーワードです。

 

🔴メディアの最大の不幸は、スポンサーがつくと批判できないということです。💦

 

🔴ライオンの社長の妻が自社洗剤について 「あれは危ないからというのでみんなで石鹸に替えたじゃないですか」💦

 

🔴山崎製パンの社員は「ヤマザキパンを食べない」ハムメーカーの社長社員はハムを食べない。💦

 

🔴「日本のお酒はほとんどニセモノだ」と言ったら大騒ぎに…それを認めたうえで業界の発言 「できるだけいろんな総意工夫をして、ホンモノに近づけるのが現場技術者のロマンなんですよ」💦

 

🔴オーガニックブームに便乗して、あずきだけオーガニックで後は添加物やイーストを使ったあんぱんを売っている。優良誤認の世界です。💦

 

賢い消費者になるには、いろんな知識や表示成分を気にすることが大事ですね。

 

最近ではジャニーズの問題、ビッグモーター問題、猿之助の問題なんだか似てませんか?

 

当店は、自分達(サッスーンスタッフとその家族)が使いたいものを見つけて販売しています。販売中の商品は必ずスタッフやその家族が現在、使用しているか、過去に使っていたもなだけです。ですので体験談を話すことができます。お気軽にご質問下さい。

これからも良いものを見つけて、紹介します。