カネを出す価値あり?

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ある男性雑貨に出ていた。内容を原文のまま載せあります。f:id:takeshi10:20210207155246j:image

 

発毛(リーブ21)&ヘアコンタクトプロピア)に関する記事です。

本当に生えるか?本当にバレないか?

こんな見出しで始まる記事。ここではリーブ21に関する記事を掲載します。

 

 

リーブ21発毛編』 f:id:takeshi10:20210209135258j:image

 

♪あなたのかみ、きっとはえてくる〜♪

 和田アキ子が爽やかに歌いあげるCMで有名な大坂発の発毛サロン、リーブ21。毎年一回、発毛日本一コンテストを開催するなど、精力的な活動を続けており、今や知らぬ人はいないだろう。

 

 同社の営業形態は発毛サロンで、定期的な施術、商品の販売、あるいはカウンセラーによるアドバイスなどを通して、客の髪をよみがえらせるというものだ。ほぼ同じ業種として、アデランスなどの「育毛サロン」があるが、こちらは『生える』とは断言していない。対し、リーブ21は『つるっぱげでも時間をかければ生える』(社長談)、『発毛成功率96.8%』(かつての宣伝文句)と豪語している。本当なのか?

 

全額保証コースなら最大745万円!

 

最初のリーブ21体験者は女性。関西在住の里村良子さん(仮名29才)だ。もともと細い髪質だったが、20才頃から薄くなり始め、一昨年前、リーブ21へ行こうと決心したのだという。

 初日はお試し体験で頭皮の拡大画像を見せられて『ものすごく脂が出ていて、毛穴が脂で詰まっている』と宣告された。

「でも、治りますよ。一緒にがんばりましょうってカウンセラーの人に言われて…」

 藁にもすがる思いで、彼女は将来のためにと貯めていた結婚資金をつぎ込み、

 

1年コース(100時間)167万円を契約。

 

これは『生えなかった場合、施術代金のみを返金する』という一部返金の保証がついたコースだった。

 ちなみにリーブ21は、こうした一部保証のコースに加え施術にかかった機材・消耗品代など全てを返金するという全額保証制度も用意している。が、こちらはなんと

『総額393万〜745万』

良子さんにはとても払える金額ではなかった。

 契約後、彼女は毛髪検査を受けることになった。

 「自分の髪の毛を何本か渡しました。不足している成分とか神経、内臓の調子とかを診断するらしいんですが、波動測定とかいう、よくわからない方法で調べるらしいんですね。報告書を後で渡されたんですけど『この結果を病院に持っていっても、どうともなりませんから』とか言われて。じゃあ一体なんなの?って感じでした」

 ちなみに、波動とは『地球上のあらゆる物質から発せられている微弱なエネルギーで、現代科学では未だに解明されていないもの』である。

 

『機材を買わされ自宅でもケアを』

f:id:takeshi10:20210207160206j:image(モデルは筆者)

 

週一回、サロンで行われた基本的な施術は次のような内容だった。

①空気圧ヘアバンドによる頭皮マッサージ

育毛剤を塗り、スチームで頭をあたためる

③シャンプーとリンス

育毛剤を塗り、低周波器で頭皮に弱い電流を流す

⑤従業員による頭皮のマッサージ

 

なかなかの豪華メニューだが、良子さんは言う。

「ただ受けるわけじゃないんですよ。これらの施術は、同じような機材を買わされて、自宅でもやらされる。しかもものすごく手間がかかって、例えばシャンプーひとつとっても手順があるんです。入浴前に空気圧マッサージ、入浴はキャップを被って、ほか半身浴は40分、育毛剤は2回にわけて、それぞれ低周波、高周波の電気器具を使いながらとか。でも髪が生えるならと、ひたすら頑張りました」

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 その後、レーザーの照射など様々な施術が加わる一方で、従業員から、カウンセリングや施術のたび『毛母細胞に良い』『体質改善に良い』として、自社製の高額な健康食品を勧められた。f:id:takeshi10:20210207160433j:image

『活力素』なる青汁に似た飲み物(8,900円)、『髪皇』という名のアミノ酸サプリ(1万4200円)、育毛剤に入れるプラセンタ等々、彼女は言われるまま購入していく。この他、日常の食生活についてもかなり厳しい制約が課された。

「毎日水を2リットル飲めとか、果物は朝食べろとか無数にありますけど、特に酸性食品アルカリ性食品の二つを1対4の重量比で食べる規制が厳しいんです。リストに基づいてあれを食べろ、これは食べるなと要求されました。それで効果が出てくれれば喜んでやるのですが...。」

良子さんはしだいに疑問を持ち始める。

「オペレーター(施術担当者)が毎回違うのも変だなと思いましたね。全然、こちらの情報を管理できてないんです。前と違うことを言ったりするのは良くあることで、製品の使い方を聞いても人によってばらばらの答えが返ってくることもありました」

 

200万以上を使い施術料56万のみ返金

 

結局、いくらサロンに通っても、自宅でホームケアを行っても、彼女の頭髪に効果は現れなかった。

「でも、効果が出ないといえば、言われたモノを買わなかったり、生活指導をこなせなかったこちらのせいになるんです。どんどんストレスが溜まっていきました」

そんな折、良子さんは『ハイパー』なる発毛剤を美容外科の元で受け取るよう勧められる。この発毛剤の正体、実は医薬品『リアップ』(大正製薬)の成分ミノキシジルなのだが、濃度1%以上のミノキシジル溶液は、日本国内で医薬品として許可されていない(海外では5%〜15%といった濃度のものが取引されており、日本国内でも個人輸入なら入手可)。言うまでもなく、リーブ21は医療施設ではない。未承認薬はもちろん、あらゆる医療用薬物を扱うことは禁じられている。このため医者ルートで処方したのだろうが、それでも問題は多い。

医師ならびにリーブ21側からの薬の説明が不足している点、処方の判断を医者でなくリーブ21が決定している点など、医師法違反スレスレ。心臓や肝臓などへの負担を考えると、こうした劇薬の不適切な処方は、危険きわまりないだろう。

ちなみに男性に対しては、『エバー』なる薬が医者経由で処方されることもある。こちらは抗男性ホルモン剤フィナステライド。すなわち巷で話題の飲む発毛剤『プロペシア』と同じもので、薬の説明書には次のとおり記されている。

〈性欲減退などの副作用のほか、妊娠中の女性が薬剤に触れるだけでも胎児に奇形が発生するおそれがある〉

良子さんの頭髪は、この『ハイパー』(ミノキシジル)を投与されても改善することはなかった。これだけ頑張って生えなかったのだから返金してもおう。契約終了が近づくにつれ、彼女は考えるようになった。

先に弁護士と相談し、万全の対策を練ってから会社側に返金を申し込んだ。結果、さしたるやりとりもなく申請は認められる。

しかし、契約の制約上、戻ってきたのは施術料の56万7千円のみ。途中、健康食品などの購入に使った約150万は甲斐無く消えてしまった。

「本当に残念です。テレビ宣伝をあんなに盛んにやっているから、ちゃんとした企業だと思ったんです。実際、私が通っていた頃は、他にもたくさんの客がいましたよ。300万円くらいのコースを契約していた人もいたようでしたけど、あの後、みんなどうなったんだろうと思います…」

 

電子レンジより遙かに高い電磁波が

 

 2人目の体験者は、つい先日までリーブ21と契約していた、北陸在住の鈴木智男さん(仮名38才)だ。

「新聞にチラシが入っていて、そこにお試しが半額とあったので、行ってみようかなという気になったんです。地元ではなくて、出張時に都心のサロンへ行っていました」

 鈴木さんもまた、カウンセリングで脂が多いと言われ、

総額150万の1年6ヶ月コースを勧められた。

「さすがに高いな、と。ですから、とりあえず3ヶ月(25時間)コースを契約しました。金額は56万9000円です。」

 そこから鈴木さんの戦いがはじまった。地方から都心へと、出張の合間に通うも一苦労。生活改善の指示も厳しい。食事制限の他、呼吸はいつでも腹式呼吸を行うなど難題に、多忙なサラリーマン生活をこなしつつ、鈴木さんは頑張って取り組んだ。

 通い始めた当初は、産毛が生えてきたように見えたこともあった。従業員も派手に騒ぐので、効果があるんだなという気にさせられた。が、なかなか毛量に変化が見られるまでに至らない。そのうち、低周波・高周波の電流施術に加え、足と頭にそれぞれ磁気照射装置を当てて血行を促すという施術が行われるようになった(リーブ21には電流や磁気を多用した施術が少なくない)。

 電気関係の職業柄、健康に害はないのかと不安に思った鈴木さんは、試しに手持ちの電磁波測定器で、ホーム用高周波器を調べてみる。

 と驚くべき事に、その機器「テクノメイト」から、電子レンジの裏側より遙かに高い電磁波が出ていた。

「健康になれば生えるとリーブ21は言うけれど、これでは健康になるどころかガンになるかもしれませんよ」

 恐れを抱いたものの、何より髪が大事。鈴木さんは以後もサロン施術と自宅ケアをこなし続ける。

 

『自分の責任、

とは思ってますが…』

 

やっと3ヶ月コースのサロン施術25時間ぶんを消化したのは、契約してから1年以上経過した頃だ。もちろん、毛量は増えることはなく、普通に脱毛は進行していた。

 従業員は、そんな鈴木さんに契約の延長を申し出た。が、彼は、サロン施術には見切りをつけ、自宅のみで行う1年間のホームコース、24万円を選択する。

「まだ、生えるかもしれないという望みを捨てきれなかったんですね。ホームコースにした理由は、結局ここで重要視されるのは生活改善と自宅でのケアでしたから。機材は以前のコースに含まれているので所有していますし、消耗品さえあれば自宅でできます。サロン施術では、いろいろとモノを売りつけられて、少々まいっていたんです。」

 以降、それぞれ5千円近いシャンプーとリンス、2万を超える育毛剤などを毎月購入するためにリーブ21に通った。が、改善する兆しはない。

「あまりリーブのことは、悪く言いたくないんですよ。結局、自己責任だと思ってますし、従業員の中には、良い人もいたので。でも、生えなかったのは事実ですから、それは訴えておきたいです。」

 現在、鈴木さんは、副作用が気になるものの、医療用の抗男性ホルモン剤プロペシア』を医療機関で使用することを検討しているという。

 

後日、リーブ21に、「まったく効果がなかった例があるが、どういうことか」と尋ねてみたところ、以下のような回答を得た。

『生まれつき毛のない方や、火傷や劇薬で重傷を負った方などには、発毛は不可能であることを、予めにこちらからお知らせしております。けれど、カウンセリングを受けて、生えると診断された方は、ほぼ間違いなく生えるはずです』

 

私の取材相手二人は、偶然にも、ほぼないはずの間違いだったということなのだろうか。いやはや、リーブ21、謎多き会社である。

 

リポート/双田謙治 ヘア・ジャーナリスト 記者職、編集職を経て、現職。著者に『育毛物語 実録潜入ルポ』(コモンズ)。健康問題、消費問題のほか、育毛業界をはじめとした髪にまつわる取材を得意とする。ブログ「ワールドワイドヘアジャーナル」